コーヒーを入れない、女
「男のハートをつかむには胃袋をつかめ」なんて言葉、
いまだに横行してますが、みなさん胃袋つかんでますかー?
まぁたしかに料理がおいしいにこしたこたぁないけれど、
それはあくまで「プラスα」の部分。
胃袋さえつかんじゃえばいいという問題ではなく。
まったく料理をしない女、Yちゃん。
ある月末の、仕事中がめちゃくちゃ忙しい時間にYちゃんより携帯に着信。
「お粥ってどこかに売ってない?」
どうやら一人暮らしの彼氏が熱を出したらしい。
こういうときはお粥だ!とは思いつつ、料理なんかしたことがない。
「コンビニにないんだけどスーパーならある?」などと言っている。
まぁコンビニやスーパーでもインスタントのお粥って売ってるけど、
それくらい作りなよ!具合悪いときにインスタントのお粥あっためてるの
見たらひくよ?と、仕事中にお粥の作り方をレクチャー。
後日、飲みながらヒアリングしてみたところ、彼の家ですごす週末は
毎週3食すべて外食orコンビニらしい。まぁ本人達がいいならいいのだが。
彼もYちゃんがが料理できないのを知っているので、
「無理しなくて全然いいよ」と言ってるらしいし。
が、驚いたのは。
「でもあたしだってそのかわり気をつかっていろいろしてるもん」
といきなり反論をはじめたYちゃん。
「彼氏がコーヒー飲みたいなぁってつぶやいたら、買いに行ってあげるもん」
え?何を?何をどこに買いに行くの?
インスタントコーヒー?コーヒー豆?コーヒーメーカー?
「駅前のドトール」
・・・冬ならブレンド、夏ならアイスコーヒーをテイクアウトしてくるそう。
そうね、ちゃんと季節感を出してるのね。気をつかってるのね。
って、コラ!!
コーヒーメーカーがめんどくさいなら、せめてインスタントコーヒー
買っておけばいいんじゃ?というあたしの愚問には、
「だって濃さとかわからないし」。
むむぅ。もう何も言うまい。
と、お料理どころかコーヒーも入れないYちゃんなので、
彼氏の胃袋なんてもちろんつかんだことないけれど、
いつもモテモテ。常に彼氏はいつつ、浮気相手も常にいる。
今では長年つきあっていた彼と結婚をし、さらに年下の若い男と
不倫中。という、なんだか「そんな生き方もあるのか」と自分の
女としての人生をしみじみ振り返りってしまいそうな、女の道を歩むYちゃん。
というわけで。
男の胃袋はつかまなくても、男のハートはつかめる。
胃袋をつかむのは、ハートをつかんでから、プラスαでよろしい。
友人の中の1番の料理上手の女は、いまだ独身だし・・・。