好きじゃない男を選んだ、女
結婚したとたん、なぜだか急に過去の離婚した理由とかをやたらと
教えてくれるバツイチの方が急増中です。
なんとなく触れないようにしていた話題だったりするのだけれど、
離婚前の結婚生活について、とか、新婚旅行について、とか
幸せな話も含め、なぜか心を開いてくれたような。なぜ。
あーでも離婚経験者だけじゃないかも。
現在進行形で結婚している方もそう。今まで話してくれなかったような
結婚生活について、話しかけてくれる人が激増中。
んで。
いろいろな結婚生活について話を聞いているうちに、
ははぁーなるほど!と理解できたかというと、そういうこともなく、
むしろよけいにわからなくなりました。
なんだろ、結婚って。
どんな結婚をするのかっていう根本的なところで、
「女の子は愛されて結婚するほうが幸せになるのよ」
「2番目に好きな人と結婚すると幸せになれるのよ」
なんて、恋愛と結婚は別なのよ!的な言葉もよく聞くけれど、
「1番好きな人とだからこそ、いろいろと乗り越えられるのよ」
という恋愛至上主義的な言葉もあり。
どっちなのよ!そこんとこ結構大事なんだから、はっきりしてちょうだい!
と常々思っていたのですが。
結婚3年目のBちゃんの場合。
生まれてからずっと大阪、のナニワの女のBちゃん。
見た目は派手な美人タイプで、明るくてワイワイ騒ぐのが大好き。
が、気づくと恋愛方面は、長い不倫からなかなか抜け出せず。
どうすんのよ。もうすぐ30歳になるってのに。
とはいっても好きだから、別れても別れても、別れきれない。
もう終わりと泣いていたと思えば、連絡があればやっぱり会ってしまう。
会ってしまえばうれしくて。そんな恋愛に20代の大半をつぎこみ。
もう!もう今度こそやめにしよう!
いっそ思いきって、大阪を出てしまおう!
そうしたら彼とだって、もう本当に会えなくなるし。
そうでもしないと、このまま歳をとっていくだけだし。
(以下、インチキ大阪弁には目をつぶってください)
「お母さん、あたし大阪出ようと思ってん。」
「なんで?」
「人生再スタートしたいねん」
「何があったか知らんけど・・・見合いせん?
お母さんの親友の息子さんが東京におんねん」
「あー・・・それもいいかも」
同い年の息子と娘をもった、自分たちも同級生のお母さん同士。
お互い赤ちゃんを産んだ頃の、お互いの子供が結婚したらいいよね!
なんて夢のような話が現実化するかも!と、それはそれは盛り上がり。
じゃぁ一度4人で食事でもしましょ?
その前に写真とか送りあったほうがいいかしら?
「Bちゃん、これが相手の息子さんの写真」
「向こうがいいなら、もう話勝手にまとめちゃっていいよ。別に写真は見なくてもいい」
な、なんとBちゃん。
結納の日まで、未来の夫の顔を
写真ですら見ないという暴挙に!!
そして実際に結婚してしまったBちゃん。
Bちゃんとは対照的で、見た目は・・・だけど、すごく温厚、
お休みの日は家で静かに本を読んでいるタイプ、友達との飲み会なんかも
あまりない、おとなしい旦那様。との間に、かわいらしい女の子も産まれ。
「結婚って思ってた通り、生活だから。
一緒に住むなら、刺激なんかいらないし、ひたすら優しい人がいい。
旦那は一度も彼女ができたことがなかったらしくて、それを聞いたときは
正直引いたけど、でも初めての彼女なだけに、すごく大切にしようと
してくれてるのが、ひしひしと伝わるから。
とはいえ、あたしが出かけるのだって反対しないし、
むしろ子供見てるから、気晴らしに買物でもどこでも行ってきなよ、って
快く送り出してくれるし、ふだんだって家事も手伝ってくれる。
正直今でも、旦那を人としては好きだけれど、愛してはいない。
でも、旦那はあたしを心から、今まで会った誰よりも愛してくれてると思う。
あたし、すごく幸せだよ、今。」
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ちなみにこのBちゃん、あたしの直接の友達ではありません。
あたしの友達のママ友。幼稚園のママ同士での飲み会で、
『旦那とのなれそめ』という話題でいきなりカミングアウトしたらしい。
それにしてもさ、結納のときに初めて顔見たとかって!!
そんな話、50年前くらいならごろごろあったのだろうけど、
実際にBちゃんが結婚したのは数年前。えぇ21世紀ですよ。
そして幸せだと言い切れるBちゃんを見たら、強がってるとかには
全然見えなくて、むしろうらやましい、っていうか、自分の結婚に向けての
恋愛だの出会いがどうのだの、必死だった20代がわけがわからなくなっちゃった。
と、友人は申しておりました。
なんだろ、結婚って。
・・・結婚とはなんぞや?というテーマで、続きます!