前回の待ちぶせる、女の続きです。
まだ読んでない方はコチラからどーぞ。
毎日の待ちぶせのおかげで仲良くなり、
これからというときに、彼が海外に行ってしまうことを知り。
でも、そのおかげで
「じゃぁその前に遊ぼうよ」
の一言が言えたEちゃん。
デートは王道!ディズニーランド!
毎日数駅の電車の中でしか一緒にいられなかったのに、
丸一日、ふたりっきり。
楽しくて、うれしくて、あっという間に帰る時間。
彼が車を持ってなかったので、
この日は親の車を借りてきたEちゃん。
名残惜しくドライブを楽しんでいたところ・・・
ただの世間話のようなつもりだったのか、
それともEちゃんの気持ちに気づいての牽制か、
自分の彼女の話を始める彼。
!
せっかくの楽しい時間を!
あえて裂けていた話題を!
デートを快諾しといて、なぜ牽制を!
カーーーーーーッ!!と頭に血がのぼる、Eちゃん。
目の前には他の車のいない道路。
少し先には、急カーブ。
隣では、のんきにノロケ話を続ける、愛しい彼。
もう、やめて!
そんな話、聞きたくない!
こんなに大好きなのに!
やめてやめてやめてやめて・・・
力いっぱいにアクセルを踏みこむ、右足。
隣で顔をひきつらせる、彼。
ドカーーーーーーーン!!!
急カーブに全力で突っ込み、母親のクラウン廃車。
ふたりともシートベルトをしていたせいか、
奇跡的に無傷だったからよいものを。
死にますがな!
でも。
せっかくの楽しい時間をだいなしにした彼に、
ただただ腹わたを煮えくりかえした、Eちゃん。
片思いだとはわかっていても、それでも大好きな
気持ちを抑えられない、Eちゃん。
もっと計算とかして、うまく口説きおとすこと
だって、できただろうに。
でも、こんなにも自分の感情に素直で、不器用な
ところが、あたしは大好きなのだけど。
それから数日後、シートベルトの形のアザを
胸につけたまま、彼は予定通り旅立ちました。
どうする?Eちゃん!
あきらめてしまうのか?
ただ待っているのか?
・・・つづく!!