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あの夏の香りを かいだ気がする 今日は衣がえ

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                         by saredo


あ!そういえばこの服、1回も着なかった!


う・・・これ、値札もついたままだし。


結局こればっかり着ちゃったよなぁ、また。




反省会かのように、長袖の服をしまいながら。


ふと目に入った、白いワンピース。




すごく、すごく暑かったのに。
ちっとも不快じゃなくて、ふたり笑いころげている。


あの風の香りや、暑い陽射しなんかが、
音もなく、ぱーっと胸に広がってくる。




虫の鳴き声や、風が揺るがす葉っぱのこすれる音や、
ふたりの笑い声が、あんなにあふれていたはずなのに。




思い出は、なぜかいつも、無音で。
なのに、胸にせまる香りは、圧倒的でさえいて、
衣がえの手を、止めさせてしまう。




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2007年05月27日 00:10に投稿されたエントリーのページです。

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